成功する経営者はやっている?!朔日参り(おついたちまいり)の開運効果

毎月の初め、1日に参拝する朔日参り(おついたちまいり)をご存知ですか?

朔日参りはもともとは旧暦の1日に行われていたお参りです。1日参りとも呼ばれていて、ビジネスマンや経営者も欠かさずやっている人が多いお参りになります。

なぜ1日なのかというと、月の運行を基準とした太陰暦という暦に由来しています。月が新月、満月のときには神様の力が強まり、願い事が叶いやすいと信じられていて、新月になる1日と満月になる15日にお参りしたのが始まりとなります。

現在は旧暦ではなく通常の暦で1日と15日にお参りすることがほとんどですが、旧暦になぞらえてお参りしている方もいます。

朔日参りの効果とご利益について

朔日参りはとても強力な開運効果があると言われていて、成功されている経営者の方も多く朔日参りを行っています。朔日参りの日である1日の朝は、大きな神社だとスーツ姿の方の方がズラッと参拝している様子も見られたりしますね

そんな朔日参りにはどんな効果とご利益があるのかというと次のようなものになります。

  • 無病息災
  • 家内安全
  • 生業繁栄
  • 商売繁盛

さらに朔日参りは必ず前の月が無事に越せたことを神様に感謝するため、運気を上げると言われています。「ありがとう」という言葉を普段から言うことで運気が上がるという話も有名ですね。

朔日参りの参拝方法

朔日参りの参拝方法は、特別何かをするということはなく、神社にお参りするときの作法で参拝します。お参りの作法も明確な決まりはありませんが、ちゃんと行いたいという方は神社庁のHPで紹介されている次のような方法で参拝を行いましょう。

 

  1. 入口の鳥居の前で会釈をしてから境内に入ります。
  2. 手水舎の水で心身を清めます。
  3. 参道を通ってご神前へ進みます。※参道は真ん中ではなく端を通ります。
  4. お賽銭箱の前で会釈をしお賽銭を入れます。
  5. 二拝二拍手一拝の作法で拝礼します。
  6. 会釈をしてから退きます。

 

拝礼のときには自分の住所と名前をしっかりと伝えると良いとされています。もし混んでいて迷惑になりそうなときは鳥居の前で会釈をするときに名乗るようにするとスムーズですね

朔日参りはどこの神社で行えばいい?

朔日参りは自分が住んでいる土地の神社、氏神様にお参りにいきます。氏神様は今住んでいる地域の神様のことです。自分の住んでいるところの氏神様がわからない場合は神社庁に問い合わせをすると教えてもらえます。

もし旅行などで氏神様のお参りが難しい場合は、近くの神社のお参りでも大丈夫です。

また、お朔日参りが有名な神社というのもありますので機会があればこちらに参拝にいかれるのもいいですね。

伊勢神宮

伊勢にある非常に有名な神社ですね。1日はたくさんの方が神宮にお参りされます。周りのお店も早朝から参拝者の方向けに開いており、中でも赤福で販売される朔日餅(ついたちもち)は長蛇の列ができることでも有名です。

白山比咩神社

石川県にある神社で白山比咩神社の朔日参りは有名です。おついたちまいりツアーというバスツアーもあります。ツアーでは日本の三大金運神社である金劔宮も巡るので、会社経営や自営業を営んでいる方にオススメです。

大神神社

日本最古の神社といわれています。当日は深夜0時から続々とお参りの人が来て賑やかになるそうです。ご神木である「お杉」の販売やついたち朝市なども開催され活気あふれるお朔日参りとなります。

まとめ

今回はお朔日参りについてご紹介しました。お朔日参りは大々的には言ってはいないけれど、毎月欠かさず行っている経営者の方は意外と多くいらっしゃいます。

経営や商売をされている方にとっては、ちょっとしたタイミングの違いやそれこそ運によって大きなお金が動くところをたくさん見ていらっしゃることもあり、こうした参拝を大切にされています。

そしてお朔日参りが習慣になることで、周りに感謝し、自分としっかり向き合うことで開運につながっていきます。

平日はなかなか仕事があってお朔日参りに行くのが難しいという人でもまずは遥拝という形で家からでも、1ヶ月の感謝の気持ちを伝えてみるところから始めるのをおすすめします。